「SAPとは?」を初心者にも分かりやすく4分で解説します

2020年4月21日SAPERP,SAP

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こんにちは、ばらかん(@barakam63)です。

今回は、SAPについて解説します。

入社や転職で「SAPを勉強しなきゃ!」となっている方や、単純に「SAPって何?」と疑問を持っている方でも分かるように解説します。

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SAPとは

SAP(エスエイピー)は、ドイツのSAP社が販売するERPパッケージのことです。

>>「ERPって何?」という方向けの記事

ERP製品としてのシェアは世界1位にもなっている、世界的に有名なERPパッケージになります。

ERPとは、「Enterprise Resource Planning」の略で、「企業全体で資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を効率的に活用しよう」という概念です。

そして、このERPという概念のもと作られたシステムのことをERPシステムと呼び、販売管理システムや会計システム、在庫管理システム等のあらゆるシステムの機能を統合した製品をERPパッケージと呼びます。

SAPのモジュール

SAPでは、パッケージ内の販売管理システムや購買管理システムのことを「モジュール」と呼びます。

例えば、販売管理システムは「SDモジュール」、在庫システムと購買管理システムの機能は「MMモジュール」と言います。

普段の会話の中では「SD」や「MM」といった感じで省略して呼びます。

ここからは、代表的なモジュールについて簡単にご紹介します。

FI:財務会計

最も代表的なFIモジュールです。

SAPを導入する企業は必ずと言っていいほど、FIモジュールを導入します。

財務会計は、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表を作成することを目的としています。

そのため、売上や支払いの情報は最終的にFIモジュールに流れてきます。

CO:管理会計

COモジュールは、社内の費用や収益を分析するための機能になります。

FIと違って社内で扱う情報なので、どのようにデータを扱いたいかなどは企業によって差がでる分野になります。

製造費、人件費など社内の費用に関する情報は、このCOモジュールにすべて集まってきます。

SD:販売管理

受注、販売契約、顧客への請求、出荷などの「モノを売る」業務で使われます。

SDの受注情報を基に生産計画が立てられたり、在庫がある場合にはMMモジュールから出庫が行われます。

売上が発生すると、FIモジュールに情報が流れていきます。

MM:在庫/購買管理

生産工程で使う原材料や事務用品などの購買・入荷、在庫管理など「モノを買う・管理する」業務で使われます。

また、請求書照合という、社内で計算された発注費と仕入先からの請求書を比較するという機能も持ちます。

材料費などの原価に関する情報はCOモジュールへ流され、仕入先への支払い情報はFIモジュールに流れていきます。

PP:生産計画/管理

生産管理システムの機能になります。

PPモジュールを導入する場合は、MMモジュールも導入するのが一般的です。

主に生産計画の立案、製造工程の管理、製造原価の計算を行います。

見込生産、受注生産、繰返し生産など一通りの生産方式に対応しており、需要予測や受注情報から生産計画を立てます。

生産計画を立てると、MMモジュールで製造に必要な材料の発注を行います。

製造が完了すると在庫ができ、SDモジュールで出荷を行います。

また、製造工程でかかった人件費や材料費などの情報をCOモジュールに流します。

SAPモジュールの関係性

ここまでSAPの代表的なモジュールのお話しをしてきました。

最後に各モジュールの関係性をまとめます。

このようにSAPではあらゆる業務を標準化し、リアルタイムなデータ連携を実現しています。

まとめ

ここまで、SAPについて簡単ではありますがお話ししてきました。

少しでも「SAPが何なのか分かった!」と思ってもらえたら嬉しいです。

書籍等でもう少し詳しく知りたい方はこちらがおすすめ!!

ERPについてより詳しく知りたい方はこちら

パッケージって何?という方はこちら

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ではでは、('ω’)ノ

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SAPERP,SAP

Posted by ばらかん