【資産運用】安全に運用したいなら個人向け国債がおすすめ
こんにちは、ばらかん(@barakam63)です。
今回は「資産運用でお金は増やしたいけど、元本割れも嫌だ」という方に向けてお話しします。
結論から言うと、債券での資産運用になります。
① 債券の良い点・注意したい点は?
② 安全に運用したい人向けの債券は?
債券は低リスクな金融商品
債券は低リスクな金融商品です。
株式に比べてリターンは少ないですが、安全に運用したい人向けになります。
債券の種類
債券にはさまざまな種類があり、利率や換金の仕組みが違います。
① 国債
国が発行する債券
② 社債
企業が発行する債券
③ 外国債券
発行者、通貨、発行場所のどれかが外国に属する債券
のちほど詳しく説明しますが、個人で資産運用する方であれば個人向け国債で運用しましょう。
債券のメリット
「債券は低リスクだ」は良く耳にすると思いますが、それはメリットとなる特徴があるからです。
債券のメリットは主に3つになります。
① 満期時に元本または事前に約束した金額を受け取ることができる
② 保有期間中、定期的に利子を受け取ることができる
③ 満期を迎える前に売却できる
①や③から低リスクな商品であるというのが分かるかと思います。
債券のリスク
債券は低リスクですが、もちろんリスクもあります。
債券のリスクは主に2つになります。
① 元本割れの可能性
② 債券価格が下がる可能性
元本割れの分かりやすい例としては、2012年にギリシャが借金を返済できず(債務不履行)、破綻しかけたニュースがありました。
※日本国債は債務不履行となる可能性は極めて低いと言われています(もちろん絶対安全ではありません)。
債券は発行体(債券を発行する組織)からしたら借金になるので、債券への投資は発行体の財政状況がまずい状態にならないことが重要です。
また、債券価格は株価と同じで変動します。
債券の大きな変動要因としては金利になります。
金利が上がると債券価格は下がります。逆に、金利が下がると債券価格は上がります。
個人向け国債がおすすめ
「安全に運用したいよ」という方は個人向け国債で運用するのがおすすめです。
なぜなら、個人向け国債は「元本割れなし」という特徴があります。
「お金も増えて、元本も保証されている」というのは大きな魅力ですね。
特徴をまとめると以下になります。
① 元本割れなし
② 金利は最低でも0.05%を保証
③ 購入から1年経てば売却可能
④ 1万円から購入可能
⑤ 毎月発行されている
元本保証されていて、金利も0.05%は保証されているので、0.01%で銀行に預けておくよりお得なのが分かります。
では、個人向け国債について詳しくお話ししていきます。
個人向け国債の種類
個人向け国債は、国債の1つで「変動金利型10年満期」、「固定金利型5年満期」、「 固定金利型3年満期 」の3種類あります。
違いは「満期」、「金利の変動」、「利率の決め方」になります。
簡単にまとめると以下の通りです。
変動金利型10年満期 | 固定金利型5年満期 | 固定金利型3年満期 | |
満期 | 10年 | 5年 | 3年 |
金利の変動 | 変動(年2回) | 固定 | 固定 |
利率の決め方 | 基準金利×0.66% | 基準金利-0.05% | 基準金利-0.03% |
利率は最低でも0.05%は保証されているので、計算上の利率が0.05%を下回っても0.05%が適用されます。
各商品の利率は財務省のホームページにて掲載されています。
興味のある方は見てみてください。
変動金利型10年満期がおすすめ
低金利のいま、個人向け国債を購入するのであれば、変動金利型10年満期を購入しましょう。
例えば、基準金利が上がった場合、固定型の場合は購入時に計算した利率のまま変化しません。
しかし、変動型の場合には年2回の見直し時に、上がった基準金利に連動して国債の利率も上がります。
財務省のページを見ると、基準金利は軒並みマイナスとなっていて、すべての商品で最低利率の0.05%となっています(2020年1月2日現在)。
そのため、基準金利が上がるかもと考えたら、変動金利型10年満期を選んでおくのが良いという結論になります。
まとめ
ここまで債券と個人向け国債についてお話ししてきました。
これまでの話しをまとめます。
① 安全に運用したい人は個人向け国債で運用
② 個人向け国債は元本保証、利率0.05%保証
③ 低金利のいま、変動金利型10年国債が良い
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは、('ω’)ノ
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません