確定拠出年金での運用商品の変更方法～理論編～

2020年2月23日2020年3月16日投資信託・ETF,資産運用確定拠出年金,配分変更,スイッチング

こんにちは、ばらかん(Twitter : @barakam63)です。

新卒で入社してすぐに確定拠出年金(企業型)に加入したのですが、こんなことがありました

企業型DCは説明を受けた後にその場で商品を選ばなければいけないという、投資未経験者へ無茶ぶりが凄かったのです。

投資の勉強をして運用商品を変更しましたが、確定拠出年金は変更方法が少し特殊でした。

そこで、今回は「確定拠出年金で運用商品を変更する方法」をお話ししたいと思います。

また、本記事の内容は理論編と実践編で構成されます。本記事は第一段階の理論編になります。

>> 実践編はこちら

>>「確定拠出年金って?」という方向けの記事はこちら

確定拠出年金の商品変更方法

確定拠出年金には「配分変更」と「スイッチング」という手続きがあります。

それぞれの意味は、

なんとなく似たような2つの手続きですが、中身は異なります。

そこで、今回は具体的な数字で理解していきましょう!!

今回は以下のような状態からスタートすることを仮定します。

つまり、最初の資産状況をグラフで表すとこんな感じです!

配分変更

配分変更は、月々の購入商品とその金額を変更することです。

手続きの例としては、

①のパターンで手続きを行うと、次の月で資産は以下のようになります。

Aの拠出割合を高くしたので、資産全体に占める割合もAが高くなります。

次にパターン②の場合は以下のとおりです

注意点としては、配分変更だけではすでに保有している商品とその資産額は変わりません。

のちほど説明しますが、「BをすべてCに変更したい!」という場合には、配分変更とスイッチングを同時に行う必要があります。

スイッチング

スイッチングは、現在保有している商品を売却して別の商品を購入する手続きになります。

手続きの例としては、

この手続きを行うと次の月には以下のようになります!

スイッチングの注意点は、月々の拠出先は変わらないということです。

上の例ではBをCにスイッチングしましたが、配分変更をしていないため月々の拠出はBに行われます。

商品を完全に切り替える

保有している商品と月々の拠出先両方を変更したい場合があると思います。

今回の例ではこのようなケースです

資産の状態としては「Aが50%、Cが50%になるようにしたい」という意味ですね

図で表すと以下のようになります!

このような状態にするためには、配分変更とスイッチングを同時に行う必要があります

今回のパターンであれば、

最後に

今回は確定拠出年金の運用商品を変更する方法を紹介しました。

今回はあくまで理論の話しをしました。

実際の画面を使った説明は、以下の記事に掲載していますのでぜひ読んでみて下さい。

それでは、今回の内容はこれで終わりになります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ではでは、('ω’)ノ