基本情報技術者試験とは?合格するには?現役SEが解説します

2019年11月30日SEの日常SE,基本情報技術者

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こんにちは、ばらかん(@barakam63)です。

今回はエンジニアにとってスタート地点となる基本情報技術者試験(FE)について解説します。

こんな疑問に答えます。

● 基本情報技術者試験に合格するには?
● 文系出身でも合格できる?

2つ目の「文系出身でも合格できる?」についてですが合格できます。わたしの知り合いでもIT未経験で合格している方がいます。

ただ不安な人は、難易度が低い「ITパスポート」という資格があるので、そちらを検討するのも良いかもしれません。

また、本記事では2020年4月から適用される試験要網に基づいて執筆しています。

参考文献:情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 試験要網

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基本情報技術者試験(FE)とは

「IT業界で働くなら、ここは理解しておいてね」という内容の試験になります。

ハードウェア、ソフトウェアの基本的な仕組みや動作、プログラム作成時の考え方や命令文を理解しているか、そして会社運営に関わる法律や経営全般に関わる内容が出題されます。

IT企業であれば入社時に資格取得するように言われることもあります。

また、学生時代に取得しておけば就活でも有利に進めることができます。

試験形式と内容

基本情報技術者試験の開催時期は春期と秋期の年2回開催されます。

基本情報技術者試験の試験形式は以下のようになっています。

  午前
(9:30~11:00)
午後
(12:30~14:00)
出題形式 選択式(4択) 選択式(多数選択)
回答数/出題数 80問/80問 5問/11問
合格点 60点 60点

午前の試験は出題されている問題すべてに回答します。

午後は大問11問が出題されるので、その中から5問選択し回答します。そのため、自分が得意とする分野を選択し回答するのが一般的です。

試験の出題分野は午前と午後で共通となっており、以下のようになっています。

分野
 
午前試験
 
午後試験
 問題番号  回答方法
情報セキュリティ すべて必須回答 
 
 大問1  必須回答
ソフトウェア・ハードウェア

 大問2~5のうち3問

2問選択して回答

データベース
ネットワーク
ソフトウェア設計
プロジェクトマネジメント 大問2~5のうち1問
サービスマネジメント
システム戦略
経営戦略・企業と法務
データ構造及びアルゴリズム 大問6 必須回答
ソフトウェア開発 大問7~11 5問の中から1問選択して回答

午後試験の回答方法

午後試験の回答方法について詳しく説明します。

「情報セキュリティ分野」と「データ構造及びアルゴリズム」は必須回答となります。

問2~問5のうち3問はIT技術に関する分野、1問はマネジメント系の分野です。この4問の中から2問を選択し回答します。

「ソフトウェア開発」はプログラミング言語の知識が必要になります。

出題範囲はC言語、Java、Python、アセンブラ、表計算が1問ずつ出題されます。プログラミング言語が得意な方はC言語、Java、Python、アセンブラの中から選択しましょう。

プログラミングが苦手な方は表計算を選択するのが無難です。内容はExcelを使った計算になるので、短期間での合格を目指す方やプログラミングが苦手な方向けになります。

午前試験の免除制度について

基本情報技術者試験では午前試験を免除する制度があります。

公式に認定された講座を受講し、修了試験に合格する必要があります。この制度を活用することで1年間免除されます。

以下に詳細な情報が掲載されているため参考にしてください

基本情報技術者試験の午前試験が免除される制度について

受験者数と合格率

次に受験者数と合格率についておはなしします。

受験者数と合格率について、平成21年から平成31年までのデータは以下のようになっています。

  累計(過去20回分) 平均値
受験者数 1,188,267人 59,413人
合格率 25.2%

このデータから見るとおり、合格率は約25%と決して高くはありません。過去のデータを見ると合格率は20~30%の間を推移しています。

参考文献:情報処理技術者試験「統計資料」

そのため、IT初心者の方が受験するには少しハードルの高い試験となっています。

したがって、IT初心者の方で不安な方はITパスポート試験の合格を目指しましょう。

ITパスポート試験の合格率は約50%となっているため、基本情報技術者試験より難易度は下がります。

勉強時間

次に学習時間についておはなしします。

一般的に言われている資格取得のための学習時間は、200時間程度必要であるといわれています。

1日2時間勉強すると仮定した場合には約3ヶ月必要となる計算になります。

そのため、計画を立てたうえで学習を進めていきましょう。

合格するための勉強方法

基本情報技術者試験に合格するための勉強法は以下のように行います。

① 参考書を読んでインプット
② 午前試験の過去問を解く
③ プログラミングの学習
④ 午後試験の過去問を解く

それぞれ解説していきます

参考書を読んでインプット

基本情報技術者試験の学習を進める上では1冊メインの参考書を購入しましょう。

試験勉強を始めるときにはまず、参考書を2~3回繰り返し読みましょう。

この時に注意してほしいのは、1回ですべて覚えようとしないことです。参考書はいろいろ出回っていますが、出題内容を完璧に網羅しているものは無いです。

そのため、過去問演習をして参考書では得られない知識の穴埋めを行っていくので、参考書は概要を抑えるぐらいの読み方をしましょう。

わたしが実際に利用した参考書は以下になります。

プログラミングの学習

基本情報技術者試験ではプログラミングに関する知識を問われます。

午後試験ではC言語、Java、Python、アセンブラ言語、表計算の中から必ず1問は選択しなければなりません。

そのため戦略としては以下のパターンがあります。

① 既に知っている言語をターゲットにする
② 現在学習中の言語をターゲットにする
② 表計算(Excel)に絞る

元々、プログラミング経験がある場合には、得意な言語を選択します。(パターン①)

会社の研修で現在Javaを学習中といった方は、そこで学習した内容をベースにしてプログラミング言語を選択します。(パターン②)

これまでプログラミング経験がない、苦手な場合には表計算を選択するのが良いです。(パターン③)

午前試験の過去問を解く

基本情報技術者試験の合格を目指す際に効果的なのが過去問になります。

過去問と全く同じ問題や似た問題が良く出題されます。

Webでも公開されているので過去問集などは購入せずに学習するのがお勧めです。

私は移動中の電車の中で問題を解いていました。以下、利用していたサイトです。

午後試験の過去問を解く

午後試験は1冊過去問集を購入した方が良いです。

午後試験は午前試験に比べ難易度が高くなっています。そのため、詳しい解説がついているものを一冊購入しておくと良いでしょう。

以下はわたしが実際に使っていた過去問集になります。

まとめ

ここまで、基本情報技術者試験の説明と勉強方法について解説してきました。

本記事の内容が少しでも参考になればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではでは、('ω’)ノ

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