投資信託を分かりやすく解説します
こんにちは、ばらかん(@barakam63)です。
今回は投資信託について解説します。
投資信託は初心者におすすめの金融商品です。
「これから投資したいな〜」と思っている人も読んでいただければと思います。
この記事ではこんな疑問に答えます(^O^)/
・投資信託ってどんな商品?
・投資信託の仕組みは?
・投資信託で大損するの?
運用をプロにお任せする金融商品
株式や債券への投資のやり方は大きく2つあります。
パターン1
企業分析したら、Aという会社の株価は今後上がりそうだから100株買おう
パターン2
企業分析とか難しいし、どの会社の株を買えば良いか分からないから、銘柄選びはプロに任せちゃおう
パターン2の「銘柄選びはプロに任せちゃおう」とできるのが投資信託です。
企業の財務分析をしたり、事業内容を分析したりという手間がかかりません。
ポイントさえ抑えれば、初心者でも簡単に投資ができる商品となっています。
投資信託は詰め合わせパック
投資信託は、お菓子の詰め合わせパックをイメージしてみましょう。
お菓子の詰め合わせは、1つの商品を買うだけで色んな種類のお菓子を買えますよね。
投資信託は、1つ買うと色んな会社の株式や債券に投資をすることができます。
そして、中身の株式や債券は、ファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロが選んでくれます。
組み合わせも様々で、
・日本株式の詰め合わせ
・米国株式の詰め合わせ
・新興国株式の詰め合わせ
・世界中の株式や債券がセット
なとなど、ここに挙げているのがすべてではないですが、商品によって投資先や組合せが変わってきます。
投資信託の仕組み
投資信託に詰めるための株や債券を買うためのお金はどこから出ているのか?
それは「投資信託を買った人が支払ったお金」です。
いろんな投資家が投資信託に支払ったお金をまとめて、運用会社が銘柄選びをし、信託銀行が実際の売買を行います。
アクティブファンドとインデックスファンド
投資信託には大きく「アクティブファンド」と「インデックスファンド」の2種類あります。
アクティブファンドとインデックスファンドの違いは「指数より良い成績を出すか、指数と同じような動きを狙うか」になります。
例えるなら、
●アクティブファンド
テストで少しでも良い点数を取るためにたくさん勉強するぞ!
●インデックスファンド
テストは平均点あればOK!もちろん、勉強は頑張りますよ!
アクティブファンド
アクティブファンドは、利益追求型の投資信託になります。
そのため、ファンドマネージャーは日経平均株価などの指数よりも、より値上がりが期待できる銘柄を選んでいます。
ただ、後ほど説明しますが、アクティブファンドは株価指数の値上がりより良い結果を出すのが難しいです。
そのため、初心者であればアクティブファンドではなく、インデックスファンドを購入するのがオススメです!
インデックスファンド
インデックスファンドは日経平均株価やTOPIXなどの指数と同じような動きを目指す投資信託です。
例えば、日経平均株価を求めるのに使われている225社の株式の詰め合わせパックをイメージすると良いです。
代表的な指数はこちら!!
指数 | 資産クラス | 構成銘柄 |
日経平均株価 | 日本株式 | 日本を代表する225社 |
TOPIX | 日本株式 | 東証一部に上場している全ての企業 |
S&P500 | 米国株式 | 米国を代表する500社 |
NASDAQ総合指数 | 米国株式 | NASDAQ市場に上場している新興企業 |
MSCIコクサイ | 先進国株式 | 日本を除く先進国の企業 |
MSCIエマージング・マーケット | 新興国株式 | 韓国、インドなど新興国の企業 |
購入するならインデックスファンド
投資信託を購入する場合におすすめなのはインデックスファンドです。
その理由はこちら!
① アクティブファンドはコストが高い
② アクティブファンドがインデックスファンドに勝てることは少ない
③ 投資の神様もインデックスファンドを勧めてる
アクティブファンドはコストが高い
投資信託は個別株と違って、保有している間にもコストがかかります。
投資信託で資産運用をする上では、コストを比較することが重要なポイントの1つです。
アクティブファンドでは、良い成績を出すために銘柄選びにすごく手間をかけていて、その分コストが高くなってしまいます。
アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない
歴史的に見るとアクティブファンドはインデックスファンドより良い成績を残せないです。
しかも、長期になるほど勝てる確率は下がります。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが公開しているレポートをまとめた表がこちら!!
どのぐらいのアクティブファンドが、S&P500より良い成績を出せたかを表しています。
この表を見ると、アクティブファンドの中でも35.51%しかS&P500に勝てていないことが分かります。
しかも、10年、15年と長期の運用になればなるほど勝てなくなっていますね。
つまり、「インデックスファンド > アクティブファンド」がデータで出てしまっているわけです。
投資の神様も勧めるインデックスファンド
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏も「初心者が投資をするならインデックスファンドを買うことを勧める」と言っています。
その理由は、「インデックスファンドに投資をすれば、初心者でも市場平均程度の結果を残せるから」と述べています。
さらに、ほとんどのアクティブファンドは平均点を取れていないことがわかっているので、インデックスファンドを購入するのが合理的ですね(^ ^)
投資信託の特徴
それでは、投資信託の特徴を紹介したいと思います(^ ^)
少額から投資ができる
「投資するには最低でも100万円必要だよ」ということはありません。
投資信託は100円から購入できます。
100円で運用するのはさすがに意味がないので、月2,3万円ぐらいから積立をするのがおすすめです(^ ^)
まだ20代でお金もあまり持っていない方でも、投資をはじめることができます。
特に早い内から投資をはじめると複利効果を得られるのでよりお得になりますよ!!
分散投資が簡単にできる
「投資信託は株式や債券の詰め合わせパックですよ」というお話をしましたよね?
個別株であれば分散投資をするためには色々な株式を購入しなければなりませんが、投資信託はその必要はありません。
詰め合わせパックなので、投資信託の中にあらゆる株式や債券が入っています。
全世界のあらゆる株式や債券に投資する投資信託であれば1本購入するだけでOKです。
投資家の資産を保護する体制が整っている
投資家にとって一番怖いことは、企業の倒産などで、保有している株式が紙切れ状態になったり、債券が債務不履行でお金が返ってこないことです。
では投資信託の場合はどうかというと、投資家の資金が守られる体制が整っています。
例えば、運用会社が倒産したとしても別の運用会社と交代する、または、資金を投資家に返却するというようになっています。
元本割れリスクはある
投資信託は元本保証されている商品ではありません。
中身は株式や債券なので当然と言えば当然かもしれませんが笑
そのため、評価損益がマイナスになっていても「なんで損してんの!?」とならないようにしましょう。
大きな儲けは期待できない
投資信託で資産運用する場合には、「株で1発当たって大儲けした!!」というのを期待してはいけません。
相場が好調で1年間などの短期では利回り+20%ということもあるかもしれませんが、長期的に見たら株式でも+6%ぐらいです。
100万円を1年間運用したら106万円程度です。
そのため、毎月積立をして元本を増やしながら、複利の力で資産を増やすのが投資信託での運用方法になります。
まとめ
投資信託について少しでも理解していただけたでしょうか?
最後に今回の内容を振り返ります!
投資信託は
・プロにお任せできる
・買うならインデックスファンド
・分散投資が簡単にできる
・投資家の資産が守られる
・大きな儲けは期待できない
今回の内容はこれで終わりになります(^ ^)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではでは(^O^)/
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