【資産運用】投資と投機の違いを説明します

2020年3月16日投資の基礎知識,資産運用資産運用,投資

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こんにちは、ばらかん(@barakam63)です。

今回は投資と投機の違いを説明します。投資をしたことがない方からよくこんな言葉を聞くことがあります。

“投資ってギャンブルなんでしょ?"

この言葉は投資のやり方によって意味が大きく異なってきます。

つまり、投資は「間違ったやり方をしたらギャンブルになる」です。

詳しく説明していきます。

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投機とは

よく株式投資や資産運用に関する書籍を読むと「投機」という言葉が出てきます。投機はギャンブルを意味しています。

例えば、以下のような資金の使い方は投機になります。

短期売買をやっていて、数分後に株価が上がるか下がるかを予測する

このような資金の回し方は良い結果になろうと悪い結果になろうと投機と呼ばれるやり方です。

短時間の値動きに一喜一憂し、ときには大儲けをし、ときには大損を被るという性質が強いものは投機と呼びます。私の考えではFXや仮想通貨も投機の一種と考えています。

そのため、「投資をしたら資産がゼロになった」と言っている人は投資ではなく、投機をしていたと考えられます。

投資とは

一方で、投資とは自分の資金を長期的に増やす活動です。将来有望な企業などに資金を預け、企業の成長とともに資金も成長させていくことです。

また、投資はギャンブルのように一発逆転を狙うものではありません。少しずつ着実に成長させ、数十年後に大きなものにする活動です。

初心者が投機ではなく投資をする方法

初心者が投資をするときに心掛けることは「長期運用」です。投資は自分の資金を長い時間かけて育てる活動です。短期売買で生計を立てているトレーダーもいますが、専門家でもない人は長期運用をしましょう。

初心者は短期投資では勝てないと考えるべき

投資には1日で何回も売買を繰り返すデイトレードや、数週間で利益を狙う短期売買などの手法がありますが、初心者は短期売買をやるべきではありません。

理由は簡単です。短期売買をやっている人たちは投資のプロだからです

生活のために日々知識と情報、経験を蓄えてきている人たちです。そんなプロの投資家達を相手にして勝てるほど投資は甘くありません。

では、初心者はどのような投資をするかというと「長期投資」になります。長い時間をかけ少しずつ資金を増やしていくのです。

長期投資については、以下の記事でお話ししているので読んでみてください

初心者向けの長期投資のやり方

長期投資をやるにはいくつか方法がありますが、初心者の方には以下の運用方法がおすすめです。

① 企業型確定拠出年金
② 個人型確定拠出年金(iDeco)
③ 投資信託

企業型確定拠出年金は、毎月決まった日に設定した金額で投資商品を購入します。購入する際の資金は企業が拠出してくれるのが最大の特徴になります。

※企業によって導入していない企業があるので確認しましょう。

個人型確定拠出年金は企業型確定拠出年金の個人版です。企業型確定拠出年金と違うのは資金は自分で拠出する点です。

確定拠出年金の最大のメリットは節税効果が大きいことです。投資を始めようと考えている方はまず確定拠出年金を学んでみるのが良いです

また、投資信託を検討している方はつみたてNISAで長期投資を検討しましょう。確定拠出年金ほどでは無いですがこちらも節税ができます。

さらに、確定拠出年金と投資信託を選ぶ際に大事なのが商品のコストを知ることです。以下の記事では、コストの種類と目安を解説しています。

まとめ

ここまで投機と投資について説明してきました。投資は一歩間違えれば投機になります。そのため、投機と投資の違いを理解し、正しく資産運用をしていきましょう!

以下の書籍は投資をする上での心構えを教えてくれる書籍です。出版年月が2012年と古いですが、今も昔も変わらない全投資家にとって必要な考え方を学ぶことができる書籍です。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではでは、('ω’)ノ

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