インデックス投資を5分でわかりやすく解説します

2020年5月4日投資の基礎知識,投資信託・ETF,資産運用資産運用,投資信託,インデックス投資

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こんにちは、ばらかん(@barakam63)です

今回は、「これから投資をはじめたい」、「投資のことあまり知らないんだけど、良いやり方ない?」と考えている方にピッタリな投資のやり方をご紹介します。

それがインデックス投資になります。

この記事で分かること

・インデックス投資とは
・インデックス投資が初心者向けである理由
・インデックス投資の具体的なやり方

ばらかん

それではいきます♪

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インデックス投資とは

「日経平均株価」という言葉を聞いたこととがあるかと思います。

日経平均株価が何かというと、「日本を代表する225社の株価の平均値」です。

インデックス投資は、日経平均株価のような「複数企業の株価の平均値」と同じような値動きをするようにポートフォリオを組んで投資することです。

また、パフォーマンスの点で考えると「平均点を目指す投資方法」になります。

日経平均株価以外にもTOPIX、アメリカのS&P500やNASDAQなど色々な指標があります。

実際の例

イメージしやすいように実際のチャートを見てみましょう。

のちほど説明しますが、インデックス投資をするには投資信託やETFを購入することになります。

以下のチャートは日経平均株価と同じような値動きを目指す投資信託と、日経平均株価を比較したものになります。

引用 : Yahooファイナンス

濃い青が投資信託の価格推移、水色が日経平均株価の推移になりますが、同じような動きをしていることが分かります。

このような投資信託やETFを購入する投資方法を、インデックス投資と呼びます。

初心者向けである理由

インデックス投資は、「これから投資をしたい」と考えている初心者向けの投資方法です。

では、なぜ初心者向けなのかをお話ししましょう。

少額から始められる

インデックス投資は100円から投資を行うことができます。

そのため、「投資ってまとまったお金が必要なんでしょ?」という方にとってハードルが下がります。

現実的なところを考えると、月1~5万円程度で投資することになります。

簡単に分散投資ができる

インデックス投資は投資信託やETFを購入して行う投資方法になります。

投資信託は1種類購入すれば様々な地域、企業へ投資することができ、リスク分散の点では個別株より優秀です。

個別株で分散投資をしようとすると、銘柄選びに時間がかかったり、分散効果が薄くなりやすいという特徴もあるので、手軽に分散できることから初心者向けになります。

機械的に積み立てるだけ

インデックス投資は、ドルコスト平均法というルールに基づいて行うことが多いです。

ドルコスト平均法は「毎月決まった時に決まった額だけ購入する」という機械的な作業になるため、誰でも簡単にできます。

ただし、機械的に積み立てるだけなので、退屈になるという特徴もあります。

もちろんデメリットもある

インデックス投資にももちろんデメリットはあります。

・コストがかかる
・大儲けはできない
・構成銘柄の変更時に損をする

コストがかかる

インデックス投資では、ファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロに銘柄を選んでもらい、運用してもらっています。

そのため、手数料が常に発生しています。

インデックス投資のコスト

・信託報酬
・口座管理手数料
・銘柄の購入手数料
・インデックスの利用費

個別株だと、信託報酬やインデックス利用費は発生しません。

そのため、インデックス投資は個別株に比べてコストがかかっており、コスト分だけ損をしているとも言えます。

投資信託のコストについては目安なども含めて以下の記事で詳しく書いてますので、併せてご覧ください

大儲けはできない

インデックス投資は個別株と違い平均点を目指す投資方法なので、大儲けはできません。

相場が好調な場合には、1年間で利回り+20%ということもあるかもしれませんが、長期的に見たら株式でも+6%ぐらいです。

100万円を1年間運用したら106万円程度です。

そのため、毎月積立をして元本を増やしつつ複利の力で資産を増やすのが、インデックス投資での運用方法になります

構成銘柄の変更時に損をする

日経平均株価のような指標は、構成する銘柄が定期的に変更されます。

構成銘柄の変更が発表されると、インデックス投資家にとって損になる可能性があります。

例として、あるインデックスを構成する銘柄Aが銘柄Bに変更されるとしましょう。

銘柄変更が発表されると、利益を追求する投資家は「インデックスに追加される銘柄Bを今のうちに買えば、株価が上がるぞ」と考え購入します。

さらに、銘柄Aはインデックスから外されるため、銘柄Aが売られ株価が下がります。

結果として、構成銘柄変更の発表から入れ替えが行われる間に、インデックス投資家にとっては2つの損が発生します。

① 入れ替え日までの銘柄Bの上昇分は、インデックスの上昇に含まれない
② 入れ替え日までは銘柄Aの下落分が、インデックスに反映される

インデックス投資の実践方法

インデックス投資を実践する方法をお話しします

やり方は2つあります。

① 指数に連動する投資信託(インデックスファンド)を買う
② 指数に連動するETFを買う

投資信託とETFには、指数に連動するタイプの商品とそうでない商品があります。

インデックス投資の場合には、指数に連動するタイプの商品を購入します。

また、投資信託とETFの違いについては詳しくは話しませんが、簡単に違いを整理すると

■経費率
 ETFの方が投資信託よりコストは低いことが多い
■売買タイミング
 投資信託 : 数日後(商品によって異なる)
 ETF : リアルタイム

投資信託とETFは経費率や売買タイミングが大きな違いですが、どちらを購入するかは投資家自身の目的や方針によって変わってきます。

しかし、指数に連動する商品を購入するという点では、投資信託もETFも同じになります。

まとめ

ここまでインデックス投資について、お話ししてきましたが簡単にまとめたいと思います。

・インデックス投資は平均点を目指す投資方法
・手間がかからない初心者でも出来る投資方法
・インデックス投資を実践するには投資信託やETFを買う

「資産運用を勉強したい」、「もっとインデックス投資の勉強をしたい」という方は、書籍についても当ブログで紹介していますので、併せてご覧ください

それでは今回の内容はこれで終わりになります♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ではでは、('ω’)ノ

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