【投信分析】GAFAMに投資できる投資信託がありました
こんにちは、ばらかん(Twitter : @barakam63)です。
今回は、世界を代表する5社であるGAFAMに投資ができる投資信託を紹介します。
その名は「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」です!
投資信託で100円からでもGAFAMに投資ができるというのが良いですね!
100円からでもGAFAMに投資できちゃいます!
・ハイテク株へ投資する投資信託の特徴
・購入する際に検討したいこと
基本情報
まずはファンドの基本情報を簡単にご紹介します(^^♪
項目 | 内容 |
運用会社 | 大和証券投資信託委託 |
設定日 | 2018年8月31日 |
償還日 | 無期限 |
購入時手数料 | なし |
信託報酬 | 0.495% |
信託財産留保額 | なし |
ファンドの目的・特色
このファンドはNASDAQ100指数に連動した投資成果を目指しています。
そのため、組入れ銘柄の60%近くは情報技術分野となっており、金融分野への投資はありません。
組入上位銘柄はこちら!
企業名 | 概要 |
アップル
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iPhoneやMac Bookでおなじみ
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Amazon
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オンラインショップでおなじみ。本、家電、食品、クラウドなど色々やってる。
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Microsoft
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Windows、Office製品(Word、Excel、PowerPoint等)でおなじみ。
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アルファベット (Google)
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「ググる」やAndroid OSでおなじみ。
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Facebook
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SNSでおなじみ。2012年にはInstagramを買収。
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インテル
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世界最大の半導体メーカー。「インテル、入ってる」でおなじみ。
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シスコシステムズ
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ルーターやスイッチ等のネットワーク機器に強み。最近では企業向けテレビ会議サービスでもシェアが高い
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コムキャスト
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映像配信Huluでおなじみ
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ペプシコ
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ペプシコーラでおなじみの大企業
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エヌビディア
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高性能ゲーム向けのプロセッサを製造する半導体メーカー。AIや自動運転の計算高速化の鍵を握る技術を保有。
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上位5銘柄は今をときめくGAFAMとなっており、この5社だけで約39%を占めています。
世界を代表する企業が上位を占めています('ω’)
純資産総額
純資産総額を見ていきましょう。
2020年4月24日時点では、28.79億円と規模としては大きくありません。
そのため、実質コストが割高になる可能性を秘めています。
また、つみたてNISAでの購入ができないという制限もあります(100円から購入は可)。
正直、NASDAQ100指数に連動するQQQというETFが非常に人気があるのに、なぜこのファンドがそこまで人気ないのかは不思議なところです
これからに期待ですね!
実質コスト
信託報酬は0.495%となっていましたが、その他運用でかかっているコストも合計した実質コストを見てみましょう。
2018年8月31日~2019年8月30日の運用報告書では、実質コストは0.554%となっています。
若干、割高感がありますね。
リターン
2020年2月25日時点での直近1年間のリターンは+39.42%とすばらしい成果を上げています。
さらに、パフォーマンスの推移については、同じiFreeシリーズでS&P500に連動する「iFree S&P500インデックス」より高くなっています。
つまり、「直近1年ではS&P500より良い成績を収めていた」ということになります。
絶好調なのが分かりますね!
騰落率
次に、iFree NEXT NASDAQ100とiFree S&P500の騰落率を比較しましょう
ファンド |
最小値
|
最高値
|
iFree NEXT NASDAQ100
|
-16.2% | 47.8% |
iFree S&P500
|
-15.4% |
34.4%
|
もし、100万円を運用するとしたら、評価額は以下の範囲になります。
ファンド | 最低値 | 最高値 |
iFree NEXT NASDAQ100
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83.8万円 | 147.8万円 |
iFree S&P500
|
84.6万円 | 134.4万円 |
騰落率を見るとNASDAQ100の方が「ハイリターンを狙えるわりには、損失リスクが低い」と言えます。
ただし、振れ幅はS&P500より大きいのでリスクの面ではS&P500の方が若干安心と言えます。
評価分析
ここからは私の私見も込みで分析していきたいと思います(^O^)/
コストは高めの印象
インデックスファンドで信託報酬が0.495%と聞くと「コスト高いなぁ~」と思うでしょう。
インデックスファンドは低コスト化が進んでいることも踏まえると、高コストであることは否めません。
「買ってみたいけど、コストが気になる」であれば、ポイント投資等を活用して相殺していくことを考えてみると良いかもしれません。
また、後程お話ししますがQQQというETFを購入するという代替案もありです。
リスク許容度と要相談
騰落率のところでもお話ししましたが、NASDAQ100への投資はハイリスク・ハイリターンです。
また、分散投資という意味でもS&P500等の他の指数と比べると、分散効果は低いと言えます。
さらに、現在は「IT絶好調、GAFAM絶好調」と相場が良いですが、ハイリスクのため暴落時のことを考えると「はい、買います!!」と即決するの難しいです。
そのため、自分のリスク許容度と相談しながら選択するのが吉です。
最悪のケースを考えるのは大事!
ハイテク株の成長を期待するならアリ!
このファンドを購入するということは、「ハイテク株へ投資する」と言っても過言ではありません。
現在では、ITは当たり前の世の中になっていて、AIや自動運転、バイオチップなど今後期待されるIT技術はたくさんあります。
このことから、「ハイテク株は今後も成長するだろう」という予想・期待するのであれば購入するという選択でも良いと思います。
ハイテク株の成長は期待しちゃいますね!
QQQ(ETF)という代替案
NASDAQ100へ投資する商品として、QQQというETFがあります。ETFの特徴としては、投資信託よりコストが安いという点があります。
ちなみに、QQQの場合は経費率0.20%とETFの中では安くはないですが、投資信託と比較すると安いのが分かります。
ただし、ETFなので投資信託のように100円から買うことができません。
少額から購入出来たり、自動積立設定など初心者の方にとってハードルが低いのは投資信託になります。
QQQについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
最後に
今をときめくGAFAMに投資ができるファンドの紹介でした。
ハイテク分野への投資ということで魅力的な商品の1つではあると思います。
最後にまとめになります。
・ハイテク株、主にGAFAMへ投資する投資信託
・コストは投資信託の中では高く感じる
・S&P500よりもハイリスク・ハイリターンである
・QQQという同じ指数に投資するETFがあり、経費率はQQQが安い
・手軽さはQQQよりもiFree NEXT NASDAQ100 インデックス
投資信託とETFってどっちを選べば良い?と悩んでる方は以下の記事も併せてご覧ください
投資信託ってどうやって選べば良いの?という方はこちらの記事をどうぞ
資産運用の勉強をしたいという方は、書籍の紹介もしております。
それでは、今回の内容はこれで終わりになります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではでは、('ω’)ノ
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